住宅の不同沈下・地盤改良、自然災害による住宅被害の復旧工事等、住宅の基礎地盤の全てのご相談に応じます。WASC(ワスク)は住宅の基礎と地盤の専門会社です。
大阪万博が終わった1970年頃から新築住宅の建設ラッシュが始まりましたが、その頃は地盤調査も地盤補強もしていませんでしたから、新築間もない家が多数不同沈下しました。
このような時代に社会人人生を歩み始めた著者は、傾いた住宅を直すことから始め、次に地盤調査を始めました。傾いた住宅の修復工事や地盤調査をしていく中で、住宅が傾いたのは地盤の支持力度不足が原因でないことに気付きました。傾くだろうと判断した地盤の補強方法として、現在は表層改良や鋼管杭、柱状改良を施しますが、当初は「たかが2階建ての住宅」という意識が業界内には根強く、地盤調査や地盤補強への理解を得るのに苦労しました。
しかし、1995年の阪神淡路大震災後に被災した住宅を視て回り、地盤補強の有無による被害の大小が明らかになり、一気に世間の認知が拡がり、今となっては新築時には当たり前のこととなっています。
著者は、地震や豪雨などによる宅地の崩壊、住宅の不同沈下が起こるたびに被災地に行き、修復工事にあたりながら、周辺の被害状況と併せて「自然災害を経験しても被害が少ない宅地と地盤補強」を確認してきました。
このような経験から、平時の不同沈下防止はもとより、自然災害で被災しても被害を最小限に留めるための「見方」「考え方」「施工方法」を、住宅業界に就職して間もない方々へ、「役立つなら、使って欲しい私の経験」として、住宅基礎地盤 愚直50余年の著者が贈ることばです。
いつきてもおかしくない大地震の「減災」に繋がって欲しい、との願いをこめて
私の手元にも若干数あります。「長く安心して住める家」をテーマに、地盤の重要さ と基礎の役目など、分かりやすく説明しています
発行者のご好意によって若干数手元にあります。Copyright © 株式会社WASC基礎地盤研究所. All Rights Reserved.