住宅の不同沈下・地盤改良、自然災害による住宅被害の復旧工事等、住宅の基礎地盤の全てのご相談に応じます。WASC(ワスク)は住宅の基礎と地盤の専門会社です。

そこに住む人を守りたい

プロフィール

ご 挨 拶

弊社は、2005年の設立以来、「そこに住む人々の生命と財産を守りたい」という強い想いのもと、住宅の基礎と地盤の専門会社として取り組んでまいりました。

これまで、諸団体の皆様、専門家も先生方、そして取引先企業の皆様等から多大なるご支援をいただきながら、日々の仕事を誠実かつ真摯に取り組むことで、厚い信頼を賜っております。

住宅や建物の安全性を確保するうえで、最も基本となるのが「地盤」です。見えない地中の状態を把握し、適切な設計・施工・対策を講じることは、安全な住まいづくりの第一歩です。特に昨今は、地震・豪雨といった自然災害リスクの高まりにより、宅地の安全性が一層問われる時代となっております。

「安全な地盤は、安全な暮らしの土台」

技術者としての倫理観と責任を大切にしながら、設計者・施工者・施主の皆様と力を合わせ、安全で持続可能な宅地基盤の実現に尽力しております。

これからも、これまで培ってきた経験と実績に基づく確かな技術力と、最先端の知見を融合し、皆様から信頼される基礎・地盤の専門会社として進化を続けてまいります。

株式会社WASC基礎地盤研究所
代表取締役 髙森 剛

創業者ご挨拶

創立20周年にあたり(2025年4月11日)

私は桜が好きです。
勤めていた会社で従事した仕事がトコトン好きになり、
早期退職して青雲の志で創業しました。それから20年。今年も桜は満開です。

多くの方々に支えていただいた20年

「そこに住む人の生命と財産を守りたい・・住宅を傾けない」との熱い想いで創立しましたが、この20年間、色々なことが有りました。失礼な言動もあったことと思います。
「税金を納めれない、雇用を増やせない法人は社会悪だ」と顧問税理士から言われ、愕然とした日もあり、私一人では世間に通用しないまま廃業していた可能性も有りました。
そのような時、その都度、その様子を察した多くの皆様に助けていただき、助言していただいたお陰で乗り越えることができ、今日が有り、感謝しかありません。この20周年は胸をはって誇れるものではなく、やっと独り立ちできる会社に近づきました、
と報告できる段階です。

かけた情けは水に流し 受けた情は石に刻め

この言葉は重く、特に「受けた情」は石に刻んでいるだけで恩返しができていません。
これからも創業の志を、ぶれず、曲げず、住宅の基礎・地盤の分野で一隅を照らせる仕事をさせていただき、世の中に役立つ集団であり続け、並行して少しずつ恩返しをさせていただきたいと思っています。 その想いは後継社長(2024年6月、事業承継のため代表取締役交代)も十分承知していますので、今後ともよろしくお願いいたします。

この20年、やらせていただいた主な仕事

  • 基礎塾の開催:住宅を傾かせないためのセミナー。16年開催、全受講者1200名超
  • 改良土の強度試験:モールド缶(パイプフォーム)の開発と販売、一軸圧縮試験他の受託
  • 大阪地裁での調停委員(2007年~2017年)
  • 裁判紛争に伴う意見書執筆(100件以上執筆)
  • 自然災害被災地での調査、取材、復旧アドバイス
  • 専門誌への寄稿、講演
  • 新工法、部材の開発:パイプフォーム、モードセル工法、クイットメル工法、Mat基礎他
  • 新工法開発の支援:技術審査証明申請への支援、アドバイス

この道一筋55年 されど未だ道半ば

2024年6月以降、弊社からの資料に私の名前が載らないことから、「引退したのか?」と問われることが度々ありました。私は引退していません。引退どころか、以前にも増して「やりたい仕事」が湧き出ています。
やっている仕事、やりたい仕事は次の通りです。

裁判用意見書を書き続けたい
  • 20年間で100件ほどの意見書を書きました。「家が傾いた」という結果は同じですが、その原因、原因に至る経緯、修復の可否などは、現場ごとに異なり、1件ごとに勉強になりました。
  • 「10年間の調停委員」では、普通の生活の中では全く縁がない裁判官と対等の立場で話ができ、具体的な質問ができ、司法判断の源を知ることができ、貴重な経験が出来ました。

    また「裁判官が読みやすい、理解し易い意見書」が何であるか?を知ることができ、そのことを弊社で執筆する意見書に反映しています。
  • 今後とも機会があれば「事実を正確に把握し、法に照らしての意見書」を書き続け、紛争の早期解決に貢献したいと思っています。
既存擁壁を診断して、加害者にならない活動を加速させます

弊社はこの20年間、平時の傾き防止に取り組んできました。まだまだ平時の傾きは発生していますが、世の中に修復の保証体制が出来上がっていますので、少し安心できる現状です。

「擁壁・石垣が崩れた」

近年は梅雨の長雨、豪雨等の頻発により、擁壁・石垣が崩れる事故が多く発生しており、・崩れた土砂が隣家を壊したり、車両通行を妨げたりし、運が悪ければ命を奪っています。このような事故の場合、擁壁・石垣所有者が加害者とされ、多額の損害賠償を請求されています。
ご自宅の擁壁に不安を持たれた方の相談に乗った時、「・・あちこち探して相談に行ったが、相談に乗ってもらえなかった」と度々聞いてきました。これを減らすため次の2つの業務を開始いたします。

“既設擁壁の調査・診断から改修設計業務”を受託します
  • メール、電話等で済む内容でしたら、対応いたします
  • 必要に応じて現地調査・診断~改修設計を行います
“既設擁壁の調査・診断から改修設計まで”の講習会を開催します

既設擁壁の診断ができる人を増やすためです。

創業者名
髙森 洋
産まれ
1947年 岡山県
学校
岡山県立和気閑谷高等学校~大阪工業大学土木工学科(1970年卒)
職歴
1970年4月積水ハウス株式会社 2005年3月積水ハウス株式会社を早期退職 4月株式会社WASC基礎地盤研究所創立 代表取締役就任 2007年10月大阪地裁調停委員拝命(~2017年定年退任) 2024年6月事業承継のため代表取締役を辞し、取締役(会長)就任
趣味
野球(1957年以来ヤクルトスワローズフアン/10~15年に1回優勝するのが楽しみ)、
城の石垣刻印探し、昔は日曜大工(自宅別棟を2年かけて新築)、
昔はゴルフ(ある年、あるコースで68)

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