活動の様子
講演活動1(東日本大震災)
2011年5月~12月の間に全国各地で64回行いました。
高森は震災発生以来、千葉、茨城、福島、宮城、岩手県の被災地に延べ39日行き、被災の現状 把握と共に、復旧支援、被災された方々と話をしてきました。
冬は寒いものですが、仮設住宅で生活されている方々にとっては、更に寒く、つらい時です。
「首都直下、東海、東南海、南海地震」は「いつ起こっても不思議ではない」と言われています。被災地の方々の無念な気持ちを同じ国民として分かち合い、次なる大震災に備えるための啓蒙活動の一つが講演です。
演題は「目に見えない線を探して・・」
・・・被災地には「線」があります
講演時間は約1.5時間。聴いていただいた方は最少6名、最多210名でしたが人数ではありません。
一人でも多くの方々に「被災地の状況と地震への覚悟と備え」の気持ちを持っていただきたい一心です。
時間の都合がつけばどこにでも飛んでいきます。
講演活動2(あなたの街の基礎塾)
ご依頼があれば何処でもとんで行っています。30数年前に比べたら、建物はずいぶん頑丈になりました。しかしその建物を支えているのが基礎であって、地盤であることはいまだ十分認識されていません。これから建築される方には、その場所の歴史や地形も含めた地盤調査と、その場所に合った地盤補強の必要性を、すでに住まわれている方にはこれからも安心して住めるための今からできる備えを説明しています。
このところの講演テーマは次のものです。
単独の場合もありますが、多いのは2~3テーマを組み合わせた1~2時間の話です。
(講演依頼先、場所、時期は弊社からは一切公表しないことにしています)
地名と古地図、旧版地図で地盤がわかる
- 地名、古地図から敷地を判断する(講演先の地名を主に)
- 知名に学ぶ、先人からの警告。地名は語る"自然災害の爪あと"
不同沈下はこのようにして発生する
- なぜ起こる?住宅の不同沈下? 住宅は持ち上がることもある。
- このように調査すれば防げる住宅の不同沈下。支持力計算だけでは防げない。
- 「石垣、擁壁、法面」が敷地の命運を握っている。
- 埋蔵文化財がある敷地での地盤補強、調査と方法の実施例。
温故知新、伝統の技に学ぶべきものが多い。
- なぜ倒れない「五重塔」、なぜ崩れない「城の石垣」。命を懸けた技を現代に活かそう
- ピサの斜塔と法隆寺に学ぶ
現実はこうだ!!この認識が重要です
自然災害から命と財産を守るために
執筆活動
著書ができました
2冊目の本が完成し、
12月15日から全国の書店で販売されています。
- ご購入は申込書をダウンロードしてFAXしてください。
- ご希望の方には署名をさせていただきます。
1冊目の本は一般販売用ではないため書店にはありません。
- ご購入は申込書をダウンロードしてFAXしてください。
- ご希望の方には署名をさせていただきます。
2冊を同時購入の場合、割引価格で販売しております。
上記2冊同時購入:2,600円/冊 (税込、送料別途)
月刊誌「建築技術」の2008年10月号、2009年9月号に掲載されました
- 2008年10月号(166P)"軽量構造の基礎・支持力の考え方・設計手法"
- 2009年9月号 (166P)"被害例とその対策"
敷地と地盤のキホン56p(日経アーキテクチュア)に地盤調査で掲載されました