液状化発生-
不同沈下
住宅の不同沈下・地盤改良、自然災害による住宅被害の復旧工事等、住宅の基礎地盤の全てのご相談に応じます。WASC(ワスク)は住宅の基礎と地盤の専門会社です。
モードセルアンカーボルトは、傾いた住宅を容易に修復できる「液状化対策用アンカーボルト」としてWASC基礎地盤研究所が開発しました。
液状化で不同沈下し傾いた戸建住宅の修復方法は主に以下の4種類ありますが※1、モードセルアンカーボルトは、東日本大震災の修復工事で最も多く実施されたと思われる「土台揚げ工法」を、より効率的かつ容易に行えるように工夫したもので、以下の金額的・構造的メリットがあります。
工法名 | アンダーピニング工法 | 耐圧版工法 | 注入工法 | 土台揚げ工法 | モードセル工法 | |
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工法の概要 | 基礎下を掘削し、建物荷重により0.5m程度の管杭を継ぎ足しながらジャッキで圧入する。支持層まで圧入後、これを反力にジャッキアップする。 | 基礎下を順次掘削して、良質な地盤面に一体の耐圧版を敷設し、耐圧版を反力にジャッキアップする。 | 基礎下へ薬液等を注入し、注入・膨張圧によりジャッキアップする。 | 基礎を一部斫り、アンカーボルト及び鉄筋を切断し、土台下に爪付きジャッキを挿入してジャッキアップする。 | 従来からの土台揚げ工法を、より効率的かつ容易に行えるように工夫した修復工法 | |
施工条件 | 地下 水位 |
地表面-2m以深 (掘削孔以深でないと 作業不可のため) |
地表面-2m以深 (掘削孔以深でないと作業不可のため) |
条件無 | 条件無 | 条件無 |
基礎 形式 |
布基礎・べた基礎 | 布基礎・べた基礎 | べた基礎 | 布基礎・べた基礎 | 布基礎・べた基礎 | |
不同 沈下量 |
条件無 | 条件無 | 200mm程度以下 | 100mm程度以下 | 200mm以下 | |
隣地境界距離 | 1m程度 | 1m程度 | 1m程度以上 | 0.5m程度以上 | 条件無 | |
工期 | 4〜8週間 | 3〜5週間 | 1〜2週間 | 3〜5週間 | 1〜2週間 | |
工事費用※2 | 600〜1000万円 (支持層の深さにより大きく変動) |
500〜700万円 |
300〜600万円 |
250〜400万円 | 150〜200万円 | |
再沈下の 可能性 |
無 | 有 | 有 | 有 | 有 | |
東日本大震災における浦安市の一部街区での工法別割合※3 | 7% | 12% | 15% | 30% | - |
通常のアンカーボルト | モードセルアンカーボルト | ||
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金額 | アンカーボルト | 1万円 | 70万円※4 |
修復工事 | 250〜400万円 | 150〜200万円 | |
合計 | 251〜401万円 | 220〜270万円 | |
ジャッキアップ時の作業 | アンカーボルトの切断 | 有 | なし |
コンクリートの斫り | 有 | なし | |
基礎鉄筋の切断 | 有 | なし | |
床・壁の一部解体 | 有 | なし | |
基礎の強度低下の可能性 | 有 | なし |
戸建住宅の液状化による沈下傾斜の修復工法としては、上記の4種類が挙げられます。
その内、土台揚げ工法を効率的かつ容易に行えるように工夫した工法がモードセル工法です。
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